
家族に人生を潰された。
そう感じるほど、長い時間苦しみを抱えてきた人がいます。
今回の体験談を投稿してくれたのは、現在49歳の「まーやん」さんです。
さかのぼると、きっかけは10歳くらいの頃。田舎の家庭の中に、周囲とはかけ離れた存在の人物がいたといいます。
家族であっても、ただ血がつながっているだけでは支え合えるとは限りません。
むしろ、変わろうとしない人、寄り添おうとしない人が一人いるだけで、家庭全体の空気が大きく崩れてしまうこともあります。
まーやんさんにとって、その出来事は「祟り」と感じるほど重いものでした。
どん底まで落ちた家庭を立て直そうとした
その人物の影響によって、家庭はどん底まで落ちていきました。
しかし、まーやんさんはそこで諦めようとはしませんでした。
一番人生を潰されたと感じる人を救いたい。
そんな思いから、壊れてしまった家庭を少しでも立て直そうとしたのです。
けれども、家族の問題は一人の努力だけでは解決できないことがあります。
誰かが必死に支えようとしても、当事者に変わる気持ちがなければ、その負担は努力している人にばかりのしかかります。
その結果、救おうとした人、支えようとした人の方が先に潰れてしまう。
まーやんさんが恐ろしいと感じているのは、まさにその現実でした。
家を離れても、苦しみは終わらなかった
現在、まーやんさんはその家から離れて暮らしています。
環境は変わりました。けれども、気持ちが完全に楽になったわけではありません。
むしろ、呪いのように次から次へと問題が起こる感覚があるといいます。
自身も離婚を経験し、ようやく再出発しようとした矢先にも、また別の問題が重なっていきました。
家を離れたから終わる。
関係を断ったからすぐ楽になる。
そう簡単に割り切れないのが、家庭で受けた傷の難しさです。
幼い頃から積み重なった苦しみは、大人になってからの人間関係、結婚、生活、心の安定にも影響を残すことがあります。
血のつながりだけでは、家族にはなれない
まーやんさんの言葉から伝わってくるのは、家族という関係の重さです。
家族だから許さなければいけない。
家族だから我慢しなければいけない。
そう言われることがあります。
しかし、家族であっても、相手を傷つけ続けていい理由にはなりません。
血のつながりがあっても、変わる努力や寄り添う気持ちがなければ、そこには安心できる関係は生まれません。
そして、努力していた人だけが潰れていく現実は、決して軽く扱っていいものではありません。
まだしんどくても、離れたことは前進だった
まーやんさんは今も、しんどさを抱えています。
それでも、その家から離れて暮らしていることは、大きな一歩です。
過去をすぐに消すことはできません。
けれども、自分を苦しめる場所から距離を取ることは、人生を守るための大切な行動です。
家族に人生を潰されたと感じるほどの経験をしても、そこから先の人生まで完全に奪われる必要はありません。
まだ苦しい。
まだ問題は続いている。
それでも、自分の人生を少しずつ取り戻そうとする気持ちは、確かに残っています。
まーやんさんの体験談は、家庭の中で苦しんできた人にとって、「離れてもいい」「自分を守っていい」と伝えてくれる投稿です。
